歯科医に認められる低リスクな自由診療とは
歯科医院での診療は、大きく保険が利く範囲内で行う保険診療と保険外診療に分かれます。保険外診療とは、治療にかかる費用が自己負担になるもので、「自由診療」ともいいます。保険診療は最低限の治療しかできませんが、自由診療は治療法や治療時間に制限がないため、患者にとって最善の治療が可能です。
自由診療としては、虫歯などの治療で使う素材からインプラント、予防や矯正歯科、審美歯科などが広く知られています。主に機能性や審美性の高い治療が自由診療となるケースが多いです。
歯科医の多くは、いわゆる「保険の歯」よりも、より美しさを引き出せる自由診療を推奨しており、合わせて、歯の健康や美しさを守るために継続的にメンテナンスすることを奨めています。しかし、治療後メンテナンスに訪れる患者は多くはなく、自由診療が認知されていないという現状があります。
そのような現状を打開するひとつの方法として、自由診療のデンタルエステが多くの歯科医に注目されています。デンタルエステは、アンチエイジング効果が期待できる口元のエステのことです。
歯科医院は、美容が専門ではありません。そのため、美容外科などが行うようなハイリスクな治療ではなく、美容に関心が低いライトな患者もトライしたくなるような、低リスクの美容機器が好まれています。今、歯科医の中で話題となっているのが「エレクトロポレーション」です。エステサロンや美容外科などのプロも御用達の業務用のエレクトロポレーションは、有名大学で研究が確立している最先端技術を美容に応用した画期的な低リスクの美容機器です。有効成分を電気パルスによって浸透させる技術のため、注射や点滴のように針を刺す必要がなく、肌を傷つける心配がありません。さらに、確かなエビデンスのもと開発された美容のプロも使う機器ということから、安心・安全性が高く、低リスクな機器として多くの歯科医に認められています。
エレクトロポレーションの施術は、機械を気になる部位に10分程度当てるだけの簡単なもののため、患者の負担が少ないです。しかも、医療行為を必要としないことから歯科衛生士でもデンタルエステが行えます。歯科医と歯科衛生士がしっかりと連携すれば、歯科医の治療効率を下げたり、ユニットを占有してしまったりする心配もないのです。
これまでの治療に10分程度延長されても治療への影響がほとんどなく、患者には低リスクで美しくなってもらえるため、エレクトロポレーションによるデンタルエステは多くの歯科医が認めています。低リスクの自由診療を拡充したいと考えているのであれば、エレクトロポレーションがおすすめです。