私達は、毛乳頭細胞の一次繊毛(発毛シグナルのマイクロセンサー)やミトコンドリア(エネルギー産生装置)をはじめとする細胞小器官の機能解析をなど、ヘアケアリサーチを多面的に展開しております。しかし、ヘアケアの範囲は非常に広く、例えば、「脱毛症」にも様々なタイプがあります。
男性型脱毛症 | 老人性疎毛症 | 円形脱毛症 | 女性型脱毛症 | 瘢痕性脱毛症 | 脂漏性脱毛症 | 薬剤性脱毛症 | 抜毛症 |
これらを引き起こす原因も、過剰の男性ホルモン、薬理副作用、
外傷によるもの、炎症によるものなど様々です。
もちろん、対処法もそれぞれ異なってきます。
このような疾患には、
サイトカインという
炎症因子(IL-1, IL-6, TNF-αなど)が
深く関与しており、 これらのサイトカインの量
を減少させる
ことで、炎症反応を軽減する
ことが見込まれます。
サラヴィオ中央研究所では、これまでに毛乳頭細胞を用いて円形脱毛症の炎症モデルを構築することに成功しています。今回、この系を用いて当社オリジナルエキス(特許微生物から抽出したRG92)が円形脱毛症の原因とされる炎症性サイトカイン(IL-1β、IL-6)を減少することを突き止めました。
頭皮湿疹や頭皮のかぶれについても各種サイトカインによる炎症の惹起が知られています。
私達は、このような免疫メカニズムを解明しながら、サイトカインを制御することで健全な頭皮の状態を再生する
最先端研究を繰り広げながら、より良い製品の開発に努めています。