京都大学発スタートアップと共に、『スマート陸上養殖』の新モデルに挑む

京都大学発スタートアップと共に、『スマート陸上養殖』の新モデルに挑む

リージョナルフィッシュ株式会社は、ゲノム編集で『スマート陸上養殖』を目指す京都大学発のスタートアップ企業。

「自然界に起こる進化を先どる」技術であるゲノム編集と、IoTなどを駆使した養殖環境によって、日本の養殖業を付加価値の高いサステイナブルな成長産業にすることを目的に誕生しました。

サラビオ温泉微生物研究所もまた「温藻RG92」で日本の養殖業に寄り添い、さまざまな問題解決に挑んできた実績があります。
お互いの知見と技術を持ち寄り、陸上養殖のあらたなモデルを創ろうと共同研究をスタートしました。

RG92でバナメイエビの仔魚を守る

卵から孵化した直後のエビの幼生は『仔魚(しぎょ)』と呼ばれ、エビらしい姿になる稚魚期を経て大人に成長します。
バナメイエビの場合、人口孵化に成功しても仔魚期を生き延びるのは10%未満。
泳げない仔魚は水中の微生物環境や原生動物に大きく影響を受けるからです。
今回は、温藻RG92の作用で水槽の飼育環境を最適に制御できないかと共同研究をスタート。
仔魚の生存率アップと生産性向上を目指します。

孵化後、バナメイエビは仔魚→稚魚→成魚の過程で成長する。

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